無脾症70%日記

2015年9月に無脾症・単心室・単心房・肺動脈閉鎖・総肺静脈還流異常で誕生した息子の日々を父親が書き綴ります

シャント手術説明 3.5mmのシャントを立てる 20151010

      2016/01/17

循環器と外科の両方から説明有り。今回初めて外科の医師から説明を受けたのだが循環器とは違って、事実を淡々と説明してくれるわ。あっさり、脾臓が無いから一生免疫力が低いって言うから。分かりやすくて良いんだけど。

循環器

  1. 人工心肺はリスクが高いので、肺動脈形成はせずに左側にシャントを立てる
  2. 右肺動脈が狭い。オペ後に動脈管が閉じ始めるが、一緒に右肺動脈も更に狭くなる可能性有り。1,2日は状況を注視する
  3. 点滴漏れした際にサチュレーションが下がったので、動脈管が何もしなくても閉じると思う
  4. 肺動脈が狭い場合はプロスタンディンをグレンまで投与する必要あり。グレンは肺の成長を待つ必要があるので手術後3ヶ月間空ける
  5. プロスタンディンが効かない場合は再手術

外科

冒頭説明は循環器と同じ

  1. 術後2,3日は人工呼吸器が必要。全身麻酔が効いているので
  2. 順調にいけばICUから1週間で病室に戻れる
  3. 安定したと判断出来るのは約1ヶ月後
  4. 手術は9時15分開始、13時30分終了予定
  5. 右肺動脈に血液がうまく流れない場合は開胸して人工心肺使う。一度シャントを付けたら付けきるまで手術を止めることが出来ない
  6. 動脈管がうまく閉じないと血流が多くなり、心臓が大きくなる。結果、逆流も増える

 - BTシャント前後