無脾症70%日記

2015年9月に無脾症・単心室・単心房・肺動脈閉鎖・総肺静脈還流異常で誕生した息子の日々を父親が書き綴ります

シャント再手術翌日 再びシャント詰まる 20151015

      2016/02/16

昨日同様、病院から電話有り。シャントがまた詰まったとのこと。病院に11時30分に到着。点滴を付ける処置(プロスタンディンを深い位置まで入れる)を行っている為、入れず。駅前の串カツ屋で昼飯を喰らう。

ちょっと気持ち悪くなったので、コンビニででガムを購入。妻が担当医師とばったり会ったので、立ち話で状況を説明頂く。術後に血流を確認している。それが1日で詰まるとは理解出来ない。詳しくはボスと一緒に説明するとのこと。

16時30分から1時間はICU面会不可のため、一旦退出して駅前のドトールへ移動。注文後に担当医師から電話有り、注文をキャンセルして急いで戻る。すみません、ドトール。

ボス医師から説明。

原因は不明。過去に2回連続、それも1日で詰まった例は無い。
正直、信じられないとのこと。

以下、詰まった可能性。

  1. 血液の向きが悪い。4mmのシャントが動脈管に負けるのは考えづらい
  2. 血が固まりやすい。元々固まりやすいのは把握していた。無脾症の子供はこの傾向が強い

院内の血液検査では問題が無かったが、精密検査を行う必要あり。凝固因子の可能性があるので、院外の機関に依頼。結果が出るまで一週間程度必要。しかし、輸血しているので正確な結果が得られないかも。

以下、今後の選択肢。

  1. 人工心肺つけて、肺動脈形成とセットでシャントを立て直す。しかし、動脈管を切る必要がある。リスクが高過ぎる
  2. グレンまで、プロスタンディン投与で逃げる。しかし、PIカテーテルは感染しやすいし、プロスタンディンが効かなくなる可能性もある
  3. 心臓から直接シャントをつける。そうすれば、心臓の力で強い血流が得られるが、さらに長いシャントが必要

エコーで動脈管の開閉状態は確認出来るので、とりあえず血液検査の結果が出るまでは何もしない。CTは連発しないようが良い。造影剤を投与する必要があるし、レントゲンなので被曝する。間隔を空けるべき。とのこと。

本人はとてつもなく、顔がむくんでいました。2日連続で手術して全く意味が無かったとは、ただただ悲しい。書いてて泣けてきた。

 - BTシャント前後