無脾症70%日記

2015年9月に無脾症・単心室・単心房・肺動脈閉鎖・総肺静脈還流異常で誕生した息子の日々を父親が書き綴ります

カテーテル検査 3回目 当日 20170607

      2017/09/10

検査 2時間前

娘を幼稚園に送って病院に向かう。10時くらいに到着

12:30から検査開始なので、2時間前の10:30以降は水分補給も禁止
嫁があからじめ用意した動画を見せて気を紛らわせていたが、薬剤師がヒアリングに来た際に気を取られた瞬間に息子がタブレットを殴打してブルースクリーンに。。

もっと早く来いよ薬剤師!

再起動の操作をしたらタブレットが立ち上がらず状況悪化。電源長押しとか色々試していたら、いきなり起動。救われた。。
カテ直後は身動き取れないので動画見せて落ち着かせる必要があるんだよね

水やお茶だとカロリー無いので、アクエリアスを飲ませようとしたのだが、普段飲んで無いので全然飲まん
家で練習して次回は飲めるようにした方が本人も楽だろう

薬剤師の説明

  1. 薬は牛乳に溶かして飲ませているが、水と違いあまり溶けない。残った薬を水で溶かして飲ませている
    今の薬は問題無いが、薬によっては牛乳のカルシウムと付くことで効き目が悪くなる場合があるので注意
  2. ココアなど味が強い飲み物に混ぜるのも良い。可能であればぬるま湯

開始が30分後に変更

前の検査が長引いているらしく、12:30開始が13:00開始に変更
今までは自宅から持ってきたオモチャで遊んでいたのだが、空腹がピークに達したらしく何をしてもグズってダメ。。

担当の看護師がサチュレーションを測ったので嫁が値を確認したら、「95です」って。。
普段、80前後の値がいきなり95になるわけ無いでしょ。案の定、測り直ししたら82

体温は35.7度。空腹なので体温が低下してるのかな?

12:40 睡眠薬を口から飲んだのだが、担当看護師の手際が悪く、私と嫁が息子を抑えて、別の先輩看護師が適宜アドバイスしながら何とか終わった
他の部屋を見る限り、息子が居る部屋は想定的に軽症な患者を入れる部屋と思われ、新人に毛が生えた看護師をアサインしているのかも
飲み終えたら、数分で寝てしまった。CTやエコーの際にもこれと同じ薬にして欲しいくらい即効性が高い

12:50 おなじみの黄色のベットに乗って手術室へ移動

検査 終了

担当看護師は2時間、医師は2.5時間と言っていたが、3.5時間弱で終了

不整脈の検査を併せて行ったので時間がかかったとのこと。確かに前日の説明で不整脈の検査するって言ってたな
トラブルが起きたのかと思って緊張したわ

結果説明 16:30

  1. 側副血行路が多い。細かい血管が多い。肺に行く血液が少ない場合に起こりやすい。サチュレーションが低いのが原因
  2. 側副血行路は大動脈からの血液なので、血圧が80くらい。フォンタンが負ける可能性有り
  3. 肺動脈圧は11なので特に問題無し。10が普通で15以上だと高い
  4. 不整脈。通路が通常は1箇所だが、2箇所有り。頻拍になりやすい
    フォンタン後の治療は難しいので、するならフォンタン前。カテーテルでコイルを入れる治療
    普段辛そうにしている様子は無いか聞かれたが、分からないと回答。24時間身に付けることが可能な心電図を使って調べるかも知れない

しかし肺動脈デカくなってたわ。

麻酔が切れて目覚める 17:00 - 19:00

麻酔が切れて大暴れ。膝を曲げるのがダメらしく、布で巻いてベッドに縛り付けているのだが、力が強く布がずれて膝が曲がってしまう
何度撒き直してもダメなので、息子にまたがって膝で布を抑えることで対応
しかし、足が動かなくなったことでますます機嫌が悪くなり、最後は鎮静剤を点滴経由で投与。これを2回繰り返し
思ったより鎮静剤が切れるのが早いのが辛い。体がデカイので少量ではダメなのだろう。。

点滴のラインの上にモニターのラインが乗っていたので先輩看護師に担当看護師が注意されてた
睡眠薬飲ませるのも下手だし、こいつはダメだな。。。

鎮静剤が効いて寝ているタイミングで嫁が夕食を取って、帰ってきたところで交代して帰宅
ちょうど祖母が寝かし付けしていたので交代。少し遊んでたら俺が先に落ちちゃったみたいで気が付いたら娘が寝てたわ。。

 - フォンタン前後