無脾症70%日記

2015年9月に無脾症・単心室・単心房・肺動脈閉鎖・総肺静脈還流異常で誕生した息子の日々を父親が書き綴ります

初めての胎児心エコー 20150611

      2016/01/12

地元の病院で紹介された小児専門病院は自宅から車で30分程度。
妻は存在を知っていたらしいが、私はどこにあるのか知らず、これから高頻度で通う可能性があるのでなるべく近いと良いなあと願っていたので良かった。

病院内に入ると、ダウン症や脳性麻痺のお子さんが目に入ってくる。
完全にリアル24時間TVの世界。正直、どのような目で彼らを見て良いのか分からん。

胎児心エコーも地元の病院同様に最初は若手の医師が行い、途中でベテラン医師が交代して2人で意見を交換しながら進めていく。
最初からベテラン医師が検査してくれたら、時間が短くて済むので妻も疲れないのになあと思うのだが、高度医療従事者を育てる必要があるので、仕方ないのだろう。
検査の結果は直ぐに別室で伝えてくれて、まだ数週が早いのではっきりとしたことは言えないが脾臓が無い可能性が高いとのこと(脾臓は小さい臓器のため、エコーで見えてない可能性もある)。無脾症という病気らしい。
他には肺動脈が閉鎖しているので、動脈管という生まれて直ぐ閉じ始める血管を点滴で開きっぱなしにする必要もありとのこと。

聞き慣れない用語を理解するだけで疲れるのだが、胎児心エコー以外に通常の妊婦検診は産科で行うので、通常の検診の倍程度時間がかかるので疲れが倍増。

帰宅後、無脾症でググってみたら、他のキーワードに寿命とか生存率とか出てくる。。
先生には無脾症で調べると、悪い結果ばかり出てくるけど参考程度に見てくださいねと言われていたが、かなりキツイ。。

今後の検査でさらに病気が増える可能性もあるし、医者の説明を理解するのも大変なので、今後の検査は付き添うことにしました。

 - 出産前