無脾症70%日記

2015年9月に無脾症・単心室・単心房・肺動脈閉鎖・総肺静脈還流異常で誕生した息子の日々を父親が書き綴ります

医師と親の70% 20150804

      2016/01/12

いつも通り、胎児心エコー後に医師から説明を受ける。

今回で3回目の検査だが、前回とあまり内容は変わらず病気の復習をした感じ。

古代ローマ時代から既に解剖は行っていて、脾臓が無い子供が死んでいることは分かっていたという、これ俺たちにする意味あるのかな?的な説明もあったが、一番の衝撃は助かる確率が70%とのこと。前回の医師は85%と言っていたが、亡くなる確率が倍に上がってるんだけど。。

さらに「70%は助かります!」って自信有り気な感じで言っていて、それを聞いた俺たちが落ち込んだ表情した時に、え?って顔してた。
ベテランの医師だったので、過去の成績と比較したら全然高いんですよ。って感じなのだろう。
親からすると1%でも結構高いんだけどなあ。この辺の温度差は仕方ないか。あと一生薬を飲み続ける必要有りとのこと。血液をサラサラにする薬らしい。

これ以外は以下の説明有り。

  • 動脈管を開く点滴をしても、程度は個体差があって、最悪の場合は心不全になる
  • 無脾症の子は精神的な障害は無いので安心して良い

無脾症・単心室・単心房・肺動脈閉鎖だけでお腹いっぱいなので、精神的な障害に関しては考えても無かったわ。

この病院に来るのは3度目だが、未だに症状が重い子を見るのが辛い。これは最後まで慣れない気がする。

 - 出産前