無脾症70%日記

2015年9月に無脾症・単心室・単心房・肺動脈閉鎖・総肺静脈還流異常で誕生した息子の日々を父親が書き綴ります

グレン当日 20160209

      2016/02/19

9:10に手術室へ移動するので、8:30に病院に着きたいのだが上の娘がグズってなかなか準備出来ず。奇跡的に収まり、一緒に朝飯を食べた後に病院へ移動。娘はいつも通り妻の両親に預かってもらう。

入室。前回のシャントの際は寝ていたが、今回は起きて遊具で遊んでいた。手術前は食事制限があるので、大泣きしていると思ったが無駄な体力を使わず良かった。夜中に大量のミルクを飲む癖があるので助かったのかも。9時半頃に手術室へ移動。

しかし、あと何回見送るんだろうか。まだ何も分かって無いけどフォンタンは2歳前後だから、その頃は不安で大泣きするだろ。。

image

17時頃に手術終了。以下、担当医師の説明

  1. 総肺静脈還流異常は想定より心臓に近い位置に血管があったので、少し広げるだけで処置を終えることが出来た。心臓を止めたのは15分程度
  2. 人工心肺を止めた後にサチュレーションが70まで下がったので、窒素を使った。総肺静脈還流異常が原因で肺に負荷をかけていた可能性有り。今は80まで回復している
  3. 予定より手術時間が長かったのは止血のため。アスピリンを直前まで飲んでるので血が止まり辛い
  4. 今日明日で口の管を抜く。その際に脳に障害があるか分かる。手術中に血圧が下がるなどの問題は無かったので、多分大丈夫
  5. 開胸したキズは血流も豊富なので、普通に治ってくると思われる。シャント手術では血流が少ない肩甲骨の裏を切った
  6. 完全に意識が回復するのは4,5日後。痛みがあるので徐々に麻酔を切っていく

説明後に息子の手を触ったら暖かかった。色も肌色に近づいている。手術前は冷たく黒ずんでたので嬉しいですね。

桃のジュースをお土産で買うと朝に娘と約束して出てきたので途中、スーパーで購入して19時過ぎに帰宅。第一声が『桃のジュース!』って。。相当楽しみにしてたんだな。妻が覚えてて良かったわ。俺は適当にぶどうジュースを買おうとしてたし。

 - グレン前後, 手術